KANonブログ
顎関節症と肩こりの関係性
カノン整体院 院長の金子です(^^)/
今回は『 顎関節症と肩こりの関係性 』について書いていきます。
私が施術した患者さまの中で、ひどい肩こりで悩まれている方がいました。
施術しても翌日には辛くなってしまうくらい・・・
患者さまとの会話の中で『 大きく口を開けて食べられない 』という事を知り、顎関節症であることが判明。
顎咬合学会の歯科に受診していただき歯や噛み合わせを整えていただいたら、肩こりや頭痛もかなり改善しました。
このような症例はよくあるのですが、何故改善されるのか実は医学的にきちんとわかっていないのです。
咀嚼筋
咀嚼筋は、咬筋、側頭筋、内側翼突筋、外側翼突筋の4つの筋肉からなります。
支配神経は、三叉神経の第三枝である下顎神経。
肩こりの筋肉
僧帽筋、胸鎖乳突筋、脊柱起立筋群、後頭下筋群など。
支配神経は、副神経と頚神経叢。
同じ神経支配であれば、神経が過敏に反応し、支配している筋肉の過緊張が起こる可能性があるのですが・・・
同じ支配神経ではないので、なんで~(?_?)なわけです。
咀嚼動作と胸鎖乳突筋の関連性
咀嚼動作時に胸鎖乳突筋が活動しているという研究結果があります。
これは頭を固定させ咀嚼動作をスムーズに行わせるために胸鎖乳突筋の筋収縮が起こるようです。
食いしばると首の筋肉は緊張する?!
食いしばりを極端にした状態を作るには、激怒した状態が近いのかと思います。
激怒し、強い食いしばり状態を作ってみると頚部の筋肉、後頭下筋群、胸鎖乳突筋の緊張が感じられます。
ちょっと極端にお話ししましたが、このような過緊張状態が顎だけでなく頚部にも起こって肩こりをひどく感じるようになるのでしょう。
日常生活で食いしばりに気づいたら
天井を見て口をポカーンと開ける。
この口をポカーンと開けた状態は、顎関節が緩んでいる状態です。
過度な緊張や集中時に食いしばっていることに気が付いたら、天井を見て口をポカーンと開けてみましょう。
また、顎関節やその周囲に痛みがあるようでしたら、前回のブログで紹介している顎関節のセルフケアも行ってみてくださいね。
~ カノン整体院 院長 金子恭弘 ~
・ 鍼灸師
・ あん摩マッサージ指圧師
・ 柔道整復師
・ 25年以上の施術歴
・ 累計15万人以上の施術実績
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